夏目漱石『夢十夜』を形態素解析とマルコフ連鎖で再構成するスクリプトです。リロードするたび文章は変わります。


第170夜


或時サローンに這入ったら派手な衣裳を着た若い女が向うむきになって、洋琴を弾いていた。その傍に背の高い立派な男が立って、唱歌を唄っている。

ここだ、ここだ。ちょうどその杉の根の処だ 。

或時サローンに這入ったら派手な衣裳を着た若い女が向うむきになって、洋琴を弾いていた。一間ばかり先にある黒いものはたしかに小僧の云う通り杉の木と見えた。

世の中が何となくざわつき始めた。今にも戦争が起りそうに見える。その上松の位地が好い。門の左の端を眼障にならないように思える。